Evernoteへのメモ追加を3倍速くするための3つのカスタマイズ(for Win)

WindowsEvernoteを使っている人のためのスピードハックス。

  1. スタートアップに登録
  2. 新規ノート作成のホットキー設定
  3. 新規ノート取り込みのホットキー設定

 

1.スタートアップに登録

これは基本ですね。常駐させておきましょう。

 

2.新規ノート作成のホットキー設定

通常は、Evernoteアプリをアクティブにして、新規作成ボタンを押すなり、Ctrl+Nキーを押すなりして、新しいノートの作成に入りますが、以下のホットキーを設定することで、別のアプリケーションを使っている最中でも、アイデアを思いついた瞬間にEvernoteのキャンバスに直行できます。

 

Ctrl+Alt+N

直接Evernoteの新規ノート作成画面にジャンプします。いいこと思いついたら即座に Ctrl+Alt+N。

Ctrl+Alt+V

クリップボードにコピーした内容で新規ノートが作られます。いいことコピーしたら即座に Ctrl+Alt+V。

ちなみに

Vistaの方はフォントを「メイリオ」にすると表示が速くなります。

 

3.新規ノート取り込みのホットキー設定

Webでメールで、「これは!」という情報を見つけたら、すかさず範囲選択してEvernoteに取り込むわけですが、FirefoxのWebクリッパー以外にホットキーも使えます。オススメはCapsロックキーの2回押し。

Webの情報をレイアウトを崩さずに取り込みたい場合は、画像になってしまいますが範囲選択してキャプチャするのが手っ取り早いです。

冒頭のスタートアップの画面はこの機能で取り込みました。

 

Caps Lock(twice)

デフォルトは、Windowsキー+A ですが、Capsロックキー2回押しの方が手軽だし速いです。実際にCapsロックしたいときに興奮して2回押しちゃうと、Evernoteに取り込まれてしまいます、後で消しておきましょう。

選択範囲のキャプチャ

デフォルトは、Print Screenキーですが、これはお好みに合わせて。

オルターナティブとして、フリーソフトWinshotもオススメです。Winshotの欠点は、デュアルディスプレイに対応していないこと。拡張モニタに表示された内容のキャプチャをしたい場合は、Evernoteのキャプチャを使いましょう。

メールチェックは1日2回、それでもメールが気になるならアレを非表示にしてしまおう

以下のエントリーでご紹介した、自分宛てのメール(To:自分)を届いたそばから「明日対応」のラベルをつけてアーカイブしていき、翌日まとめて対応する、という方法を実践するうえで役に立つラボ機能のご紹介。

 
未読数非表示」というのがそれ(Gmail Labs)。


まず、Gmailの画面右上にある緑色の三角フラスコ状のアイコンをクリック。

 
すると、「Gmail の試験運用: ちょっと変わったアイデアの実験室」という、様々な機能の一覧が表示されますので、その中から「未読数非表示」を見つけて、「有効にする」を選択。


 
未読数が表示されなくなります。

使用前 使用後

 
アーカイブして見えなくしていても、数字が目に入ってきてしまうと、ついつい気になってしまいますからね。これで、Gmailの“吸引力”を無力化させて、仕事に集中できるようになるはず。

あるいは、過去のメールのやり取りを調べるためにGmailを開いたのに、未読数に誘われてついついメールチェック&レスを始めてしまう、という脱線(誘惑)からも逃れられるでしょう。

「ビジネス書の書評家の集まり」に行ってきた

ブログ「知識をチカラに!」のこばやしさん主催の「ビジネス書の書評家の集まり」に行ってきました。

ビジネス書の書評ブロガー(メルマガ発行人)が10人が集結して、たんたんと飲んでいました。とりいそぎ以下Twitter on iPhoneによる中継。特に理系・文系のところでTwitter上で反応がありました。

 

  • 21:03 ダンコーガイさんと聖幸さんがそれぞれの温度で語っている。
  • 21:07 iPhone所有率が高い。そしてダンコーガイさんは一人語っている、みんな聞き役。
  • 21:10 ブクマのつきやすい記事はスキのある記事(コガイ談)
  • 21:12 女子勉さんがブクマがつかずに悩み中ダンコーガイがアドバイス
  • 21:13 キャラが立ってないとブクマはつきにくい(コガイ談)
  • 21:16 はじめのうちは速攻性(即効性)のある記事で勝負する(コガイ談)
  • 21:18 トップブロガーのやっていることはマネしない方がいい(コガイ談)
  • 21:19 理系は文系を兼ねられる。その逆は難しい(コガイ談)
  • 21:21 鹿田尚樹氏年齢詐称疑惑。
  • 21:24 他人以上友達未満の人をどれだけ持てるかが食うに困らなくなれるかどうかのポイント(コガイ談)
  • 21:25 知人に便宜をはかれるか。友達になってしまうと近すぎる(コガイ談)
  • 21:33 脊髄でできていることを意識的に真似ようとしたらイタいことになる(コガイ談)RT @goroyasu: なんで? RT @shigotano: トップブロガーのやっていることはマネしない方がいい(コガイ談)
  • 21:38 よく売れるビジネス書というのは、やったつもりにさせる本(コガイ談)
  • 21:41 あこがれには二種類ある。なれそうなあこがれと、なれそうにないあこがれ。(コガイ談)
  • 21:49 茂木さんはサイエンティストだが科学者ではない。(コガイ談)
  • 21:50 どんなすごい人でも自分の体しかモノサシにできない。例えば、サルでもできる、と言ってもそのサルは孫悟空みたいなサルだったりする。(コガイ談)
  • 21:52 誰でも普通でない部分を持っているもの。それが個性になる。(コガイ談)
  • 21:55 ということでお開き。書評ブロガーの飲み会だったのにダンコーガイ独演会になった件。
  • 22:01 ダンコーガイがまるるちゃんから献本された本をその場で読み始めた。いろいろいちゃもんをつけながらも順調にページをめくっている。その様子を一堂がモブログしている。
  • 22:04 ダンコーガイ、234ページの本を読了。


Powered by twtr2src.

ちなみにまるるちゃんの本はこちら

Gmailの「最近のメール」が地味に便利

最初からあったのか、最近実装されたのかわかりませんが、Gmailの「最近のメール」という機能が地味に便利です。

 
▼届いたメールの送り主の名前にマウスカーソルを持っていくとサブウィンドウがポップアップ表示されます。

 
▼「ビデオ&その他」 → 「最近のメール」を選択

 
これで、相手とやり取りしたメールの一覧が表示されます(その実態は以下の検索結果です)。


from:(hoge@hoge.com) OR to:(hoge@hoge.com)

 
普通に上記のような検索式を入力すれば同じ結果が得られるわけですが、今回のように気になった送り主の名前から辿って「最近のメール」を引き出せるほうが直感的で、わかりやすいですよね。

 

デュアルディスプレイならモニタの位置関係を一致させるとストレス軽減

デュアルディスプレイを使っていてときどき引っかかるのが、モニタ間の行き来。マウスカーソルを見失うことがあり、そのたびにプチっとイラッとしてしまいます。

そこで、実際の位置関係と合わせて設定しておくと、比較的スムーズです。

 
▼実際の位置関係(右下がノートPCのメインモニタ、左上が外付けモニタ)

 
▼ディスプレイのユーティリティ設定画面

 
Windows標準の設定画面


 

考えてばかりで行動が起こせていない人のための3つの準備

何事にも準備が欠かせませんが、準備ばかりして行動を起こさなければ結果は得られません。大事なことは、行動を起こすのに必要十分な準備をいかに行うか、その采配。

そこで、今回は「行動につながる準備のポイント」を3つご紹介。

  1. 行動を起こすこと自体を忘れないようにする準備
  2. どのように行動するのかを忘れないようにする準備
  3. いつ行動するのかを忘れないようにする準備

 

1.行動を起こすこと自体を忘れないようにする準備

明日の帰りにシャンプーを買おう、と心に決めても、それだけでは忘れてしまう可能性が高いでしょう。翌日ならまだしも、たとえば現在海外出張中で帰国予定日である25日後に、近所のドラッグストアでシャンプーを買う、ということになったら間違いなく忘れるでしょう。

 
そんな時に便利なのが、日時指定リマインダー。

» 1月の仕事を楽しくしたツール・ベスト3 

ToDoMail〜「あとで思い出す」の確実化

最後は、もうかれこれ1年以上使っている無料サービス「ToDoMail」です。

例えば、以下のようなメールを送ると、

 宛先:todomail@aivy.co.jp
 件名:0801291847
 本文:生乳を買う

2008年1月29日の18:47」に「生乳を買う」という件名のメールが届く、というものです。

その日であれば、

 件名:1847

と時刻のみの指定でもOKです。


今はいいけど、後で必ず思い出したい、という場合に非常に有効です。これもまた、「今」に集中するためにメンタルメモリの浪費を防ぐうえで役に立つツールといえます。

2.どのように行動するのかを忘れないようにする準備

やるべき行動を思い出せたら、次はどのように行動するか。すなわち手順です。覚えておければいいのですが、テストではないので、“カンニングペーパー”を作って、堂々とカンニングするほうがいいでしょう。覚えた手順を思い出すより、書かれている手順を目で追う方がスピードはともかく正確さの面では確実だからです。

 
いわゆるマニュアルを作ることになるわけですが、一人で仕事をしている人であっても作っておくと「未来の自分」に感謝されます。

» スピードアップのためのマニュアルづくりで押さえておきたい5つのポイント 

マニュアルづくりで押さえておきたい5つのポイント

  1. 利用目的が明確である
  2. 評価基準がハッキリとしている
  3. 誰が読んでも理解できる
  4. 一つ一つの手順が具体的で、体系的にまとまっている
  5. 見直してみる

1.利用目的が明確である

作ろうとしているマニュアルは、

  1. どういう場合に
  2. 誰が
  3. 何のために
必要とするものなのかを明示しているか?

2.評価基準がハッキリとしている

作ろうとしているマニュアルは、

  1. 当該作業をどう達成すれば「できた」「完了」と言えるのか
を明示しているか?

3.誰が読んでも理解できる

作ろうとしているマニュアルは、

  1. 誰が読んでも理解できる
ような普遍性を持っているか?

4.一つ一つの手順が具体的で、体系的にまとまっている

作ろうとしているマニュアルは、

  1. 実際の手順通りに作業が列挙されているか?
  2. 段階を追って記述されているか?

5.見直してみる

作ってみたマニュアルを

  1. 一度じっくりと読み直したか?
  2. そのマニュアルで自分がいつも行っている業務が再現されるか?

 
非常に簡単な紹介でしたが、このように質問形式でまとめることで、チェックリストになります(以下参考)。

» 「いい」と思った本の内容を確実に身につける方法 

3.いつ行動するのかを忘れないようにする準備

やるべき行動を思い出し、どのように行動するかもわかったら、あとはタイミング。リマインダーツールを使うのもいいですが、いちいちセットするのは面倒ですし、そもそもリマインダーをセットし忘れるというリスクもつきまといます。

長期間にわたって行動を起こし続ける、すなわち習慣化を目指す場合ならなおさらです。

 
そこで、いつ行動するかという「点」ではなく、何か別の行動に関連づけるという「線」で考えるのがいいでしょう。

» 習慣を身につけるコツ<実践編> 


そこで、どんなに忙しくても必ず欠かさずやっていることに注目します。例えば、

 ・トイレ
 ・入浴
 ・メールチェック
 ・着替え・身支度
 ・敷居をまたぐ
 ・電車に乗る/降りる
 ・同じルートを通って出社する
 ・同じルートを通って帰宅する
 ・財布を開く
 ・定期入れから定期券を取り出す
 ・腕時計を見る
 ・ケータイを開く(見る、操作する)
 ・食器を洗う
 ・冷蔵庫を開ける/閉める

・・・挙げていくとキリがありませんが、無意識にやっているこれらの行動に、そのシチュエーションで一緒にやってしまえるようなもうワンアクションをアドオンすることで、自然にそれを習慣として組み込むことができるのではないでしょうか。

例えば、時間がなくて本がぜんぜん読めない、という人でもトイレに行く時間はきっとあるはず。そうしたら、読みたい本をトイレに置いておけば、たぶん読めるでしょう。1日2ページ足らずであったとしても、そこから何かしら学べたりインスピレーションが得られればしめたものです。

つまり、「読書」を習慣づけるために、すでに習慣になっている「トイレ」に“あいのり”させてもらうという感じです。ほかにも“あいのり”可能な日課はたくさんありそうです。

後回しにしたことを後できちんと回収するルーチンを持つ

ときどき、思いついたときにロディアに描いているイラスト。

今回は、これ。

後回しにしていると、手に負えなくなる。

 
当たり前のことなのですが、大事なことは後回しにしたことについて、

  1. 後回しにしている、という認識を忘れない
  2. 後回しにしたことを後できちんと回収するルーチンを持つ

という2点だと思います。


僕の場合は、Webで「なるほど」「いいな」と思った情報、仕事をしているときに思いついた別の仕事についてのアイデアなどをすべてEvernoteに送り込んでいます。

そして、一日の終わりに、EvernoteのInboxに溜まったあれこれを眺めて、その場でできるものはその場でやってしまい、それ以外のものは適切なフォルダに振り分ける、ということをルーチンにしています。

このプロセスを欠かさないことによって、手に負えなくなる事態を未然に防ぐことができます。

 
↓詳細は関連エントリーをどうぞ。