相手が名刺を切らしていたときに

先日、とある飲み会での出来事。

参加者の女性が名刺を切らしてしまい、差し出された名刺を受け取りながら「後日お送りします」と答えていました。

そこで、さっそうと現れた、同じく参加者であるHさんがその女性に差し出したのは何もかかれていない無地の名刺。

 
 「これ、使ってください」

 
この無事の名刺に自分の連絡先を書いてしまえば、即席名刺のできあがり、というわけ。

 
実はこの「無地名刺を持ち歩く」というアイデアは知っていました。以下の記事で、紹介されていたからです。でも、実際に持ち歩くところまでは至っておらず、目の前でその違いを見せつけられて、行動のパワーを思い知らされたのでした。


さて、筆者の発明は「あなたの名刺」である。面談相手に名刺を渡したら、「あっ、今、名刺を持っていないんですが……」といわれることが時々ある。思わぬところで出会ったり、急な紹介を受けたら、相手がカバンも持っていないこともあって名刺が切れていた。新しい部署に配置された直後で名刺がなかった。地方公務員や学校の教員は名刺を作るのが自前だから用意していないこともある。 相手が「すみません」と言っても、私は「あなたの名刺があります」、事前に用意したカードを渡すのである。これが「あなたの名刺」なのだ。

 
(イラスト略)

 
これを渡すと、ほとんどの方は驚いて「なるほど、これは良いなあ」と唸る。本当は、メールアドレスと電話番号さえあれば、住所はいらないほどだ。住所などを全部手書きさせるのは時間もかかるので、忙しい時には「住所は書かなくて結構です」という。財布に10枚程度、名刺入れに5枚程度の「あなたの名刺」を入れているが、日本国内だけでなく海外でも有効だ。海外は特にビジネスマンでも名刺を持たない人が結構いるからである。裏面を非常時のメモに使うこともある。

ちなみに、名刺つながりで、いただいた名刺には以下のようなタイムスタンプを押しておくと、後で整理するときに便利です。